今回、アルテリーヴォ和歌山のファン感謝祭でマスコットが発表されました。
ハッキリ言って、私は反対です。
経緯としては、クラブに和歌山大学からインターン生が3名来ており、そのメンバーがクラブに必要なものとして発表されたものです。
インターンシップの頑張りについては、学生、クラブ共色々頑張っていると思うので、どうこういうつもりはありませんが、マスコットには異議あり!
今回の発表はただのインターン生の功績作りか思い出作りにしか受け取れませんでした。というか、アルテリーヴォを応援している人たちがノータッチで決めていいものかという所に憤りを感じました。
私はマスコットやゆるキャラが大好きだし、いつかチームにマスコットが出来る日を楽しみにしていました。
タイミングがあえば、Jリーグのマスコット会にも参加させていただいています。
ご当地ゆるキャラ・Jリーグ・Bリーグ・球団マスコット、キャラクター。マスコットは奥が深いんです。
今年、私は試合で和歌山の国体マスコットのきいちゃんを連れ回していましたが、別にクラブのマスコットがきいちゃんじゃないから反対という訳ではありませんし、可愛くない、好みじゃないから反対と言うわけではありません。(最終的にマスコットは見続けると愛でるものになります)
地域に根付いて愛されるクラブを目指してるという割に「お前らに足りないのはマスコットだ!だから来年からこいつをマスコットにする!立体化するのに金が必要だからクラファンよろしく!」って言われた気分。
なんで、ファンやサポーターの声を聞かへんかったの?
他クラブを思い出せ
地域リーグとはいえ、マスコットがいるチームはあります。そして、消えた(消された?)マスコットも。鯉とかライオンとか・・・。
クラブが一方的に作ると、やめるのも一方的になってる印象です。だって、ファンのみんなの想いが何ものってないから、消す。消えたら消えたで、ファンも思いれも何もないから何も思わない。(ガオ太郎は個人的に気に入ってたから残念だった)
あと、今回発表されたマスコットを見た瞬間、来年DIV1で対戦相手になるクラブが使ってるマスコットと似てると思った。(見た瞬間、『P飛鳥かよ!』って突っ込んだ)
プロセスが大事
アルテリーヴォ和歌山は、選手の広報活動やスポンサー会社の人達の繋がりや地道な努力で、試合会場にお客さんを連れてきている、関西リーグの中で安定した集客力を持つチームだと私は思っています。
でも、たまにクラブがファンを置いてきぼりにするなぁと思うことがあって、まさにそれが今回のマスコット問題になってしまいました。
地域に根ざして愛されたいクラブを目指したいなら、なぜファンや地域の人達の声を聞かないんだろうか?
Q1.マスコットはどんな物がいいですか?
人間・動物・空想の生き物
Q2.(動物の場合)何の動物がいいですか?
犬 ・ 猫 ・猿 ・鳥 その他( )
Q3.どんな感じのマスコットがいいですか?
ユルかわ系 ・かっこいい系
2等身 ・3等身 その他( )
それ以前の質問も出来ると思う。
Q.クラブマスコットが必要だと思いますか?
はい ・いいえ
アルテリーヴォはファンクラブ会員がそこそこいる訳だから、アンケートを送付するなり、ネット上でアンケートを募ってオープンに声を集めて欲しかった。
Jリーグのマスコットで言うと、いわてグルージャ盛岡の『キヅール』を参考に。
あのマスコットはまさに、まずファン・サポーターの要望でクラブマスコットを作ることになったそうで、一般公募の4作品から、WEBやスタジアムでの投票を含む一般投票で決定されたもの。私も参加しました。
正直、私はキヅールが選ばれたのは意外だったけど、今ではサポーターやマスコット好き界隈に愛されるキャラクターになっている。まさにクラブが目指した皆に愛されるマスコットの成功例。
だから立体化に伴うクラウドファンディングも成功例し、座布団に座らせて撮影するスタイルが流行ったりもした。
一般公募を募れば、様々な作品が集まるだろうし、そのマスコットに意味を持たせると思うので、外側からみえてるイメージが分かるはず。
他人を巻き込む事によって、そのクラブのサポーターでなくても、マスコットに興味がなくても、この一連のファン投票からマスコット化の動きをトレンドとして見ている人達に対しても広くアピール出来るメリットがあるよね。
なぜ鳥なのか?
なぜ鳥なんだろう?
アルテリーヴォ和歌山のエンブレムは三本足のカラスである。それをマスコット化したのであれば安易過ぎる気もする。
国体のマスコットは紀州犬なので、犬もありだし、猫でいえば、和歌山電鐵のたま駅長も有名。今年でいえば角島コーチが瀕死の子猫を拾って里親を見つけ、その後も交流があるというストーリーもある。あとは、山にいそうな猿(あくまでイメージね)、愛媛国体のマスコットみきゃんのように和歌山名産のミカンと動物を組み合わせて作ることも出来る。
他にも子どもやアーティストの想像は、はるか上を行く場合があるので、色んなアイデア(マスコット)が生まれるかもしれない。
<Sponsered Link>たかがマスコットされどマスコット
「ただのマスコットにいちいちうるさいなぁ」って思う人もいると思います。
ええ。ただのマスコットの話ですよ。
でも、チームに必要だと思ったからマスコットを作ろうとしたんですよね?
その割に、プロセスが安易過ぎて呆れたので想いを残すことにしました。他クラブのマスコット事情とか勉強したのかなぁ…。マスコットって、コアなファンも多いし、その心をつかめば、将来色々展望が期待できます。おそらくそれを見越してのマスコット作りだったのかもしれませんが、であればなおさら地域リーグカテゴリーの今見てくれているファン・サポーター・子ども達の声を大切にするべきだったんじゃないでしょうか。
多分、あのマスコット案は変わらないんでしょうね…
やるからには、クラブが存続する限り、くれぐれも新キャラを作り替えるなんてことがこの先の未来で起こらないように願うのみです。
クラファンでどれくらい資金が集まるか注目ですね。
【and…】余談
どうでもいいクラブのことなら、どうでもいいから何も言いません。
今回、何らかのきっかけで私のブログを初めて読んだ人もいるかもしれませんが、こんな感じでたまに「それってどうなん?!」て思うことはブログでキレてることがあります。ブログにする程じゃない時はインスタでキレてたりしてます(笑)
だって、リーヴォサポは、基本的に思ってる事があっても、あんまり言わない気がします。クラブに優しいサポーター達です。それは、クラブに対してではなく、私も含め、皆にも優しいんですけどね。だから、他クラブのサポーターさんが1度試合に遊びに来ると、リピーターになる人が多いです。今年の天皇杯の応援はまさにその賜物でした。
コアサポは私のブログを読んで、「また怒ってるわ」くらいで流してくれるときもあるし、必要があれば一緒に解決策を考えてくれます。
さらに、ブログ更新を楽しみにしてくれてたりするサポーターもいるし、ブログの為に、ネタ提供や、色々調整してくれたりするサポーターもいて本当にありがたいメンバーです。
あと、意外としっかり読んでくださる読者さんもいて、マイクの引退が発表された時は、心配してメッセージをしてくれた読者さんもいました。なので、極力試合会場に足を運んで、現場から感じる空気や想いは、伝わる人には伝わってるのかなぁと思ってブログに残しています。
なので、今日これを読んだ読者さんは「久々に更新したと思ったら先に怒りかよ!」ってずっこけてると思います。KSLカップや表彰式や大好きな選手の引退等、実は宿題が貯まってます!(;’∀’)頑張ります!
そういえば、一昨日、ヴィッセル神戸の森井副社長のセミナーに参加したんです。
そこで、今まで1番手応えのあった集客方法を質問させてもらったんですが、答えは「ない」でした。
あのヴィッセル神戸でも、集客には今でも苦労しているんですね。イニエスタもだんだんみんな慣れてきて、いつでも見に行けると思われている感じなんだそうです(笑)その中でも、集客が強いのはあるのはやはり選手についてるファンなんだそうです。ただ、スター選手だからではなく、どんなビッグネームでも、真摯なファンサービスがリピーターに繋がっているそうです。
そういう集客を地域リーグに置き換えて考えた時、世間的に見れば無名な選手かもしれませんが、それでもファン・サポーターにとっては、Jリーガーと変わらないくらい、身近な週末のヒーローなんですよね。
これからも現場第一主義で、輝いてる物事や実情をリアルに届けていければと思います!
この記事を最後まで読んでいただいたあなた!ブログを更新を楽しみにしてくれているあなた!
いつも本当にありがとうございます!
来年もよろしくお願いします!