【アルテリーヴォ和歌山】天皇杯1回戦突破!その先にあるもの

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KSL代表として挑む天皇杯1回戦。

第99回天皇杯。
関西サッカーリーグにいるクラブで、この出場権を得ることが出来たのは、アルテリーヴォ和歌山だけでした。

そのアルテリーヴォ和歌山は、過去7回の天皇杯1回戦で善戦し、延長までもちこむものの、あと一歩が足らず敗退。悔しい思いをしてきた歴史があります。

ともあれ、リーグ戦の成績がすべてなので、「相手チームがカテゴリー上だったから仕方ない」「よく頑張った!」と、負けてもさほど悔しくなかったのですが、今年は同等カテゴリーのチームと対戦することと、今のチームの状況から未来を見据えて考えると、勝つことを期待せずにはいられないカードとなりました。

ということで、ついに迎えた
決戦の土曜日!!

11時の開場と同時に早速ダンマク貼りがスタート!

日差しが強いものの、湿度はなくて風が気持ちよく吹き抜ける会場。

反対側で、選手達が出てきて円陣をくんでました。

設置完了!

メインスタンドに戻って、サポーター達も楽器を出したり、着替えたり、ご飯を食べたりと、各々準備開始。
選手たちがスタンド側に整列&挨拶に来てくれたよー!

本日のMDP!

そして、選手とサポーターのウォーミングアップスタート!

ウォーミングアップ中でも、松尾選手はコールにちゃんと応えてくれてたよー。(^▽^)

今日は、他のチームのサポーターさんが応援に参加してくれたり、普段仕事でなかなか来れないサポーターが休みを取って来てたりで、賑やかなコアサポエリア!

スタメンも発表!
大野選手、公式戦デビュー!
GKは予選やリーグ戦から変わっているものの、メンバーのレベルは下げてるとは言わず、リーグ戦でバリバリ戦ってくれる戦力。

ダンマクをはりながら、今までカテゴリ下甘く見て負けたこともあるから「ふーあんーー」「胃が痛いーー」って吐露してたけど、「ここで負けたら地決とか言ってる場合じゃない」とかサポの意見も聞いたり、今のチームは連勝中だし、とにかく信じるしかないよね。

 

 

運命のキックオフ!

リーヴォのボールでキックオフ!

前半20分、試合が動く。

ピンチに差し掛かっても、白選手の冷静なプレーや三浦選手の果敢なプレーに救われる。何よりも、今年のリーヴォはうまく連携がとれているなぁと思うことが多い。

訪れた先制ゴール!
公式記録によると、前半20分。
決めたのは安川常聖選手!

え?まって。今年のリーヴォって得点決めれる選手、他にもおるやん!(常に思考はリーグ戦と全社&地域の連戦の事を考えている)

監督の期待に応えるタイプの子、最高やん!リーグ戦でまだ活躍できていなかった分、ここでバッチリアピールできたのでは?!

「先制点大事よねー」「先制してほしいなぁー」と試合前の話がいい形で現実に。
しかし、まだ1-0。過去の記録をさかのぼれば、先制しても、先制されても、同点→延長→逆転負け。まだ安心できない。

このコーナーキックが前半のラストワンプレーとなり、追加点を決めることが出来なかったものの、1-0で前半を折り返します。

ベンチに戻る選手達。篠田選手と三浦選手がずっと話しながら厳しい顔で戻ってくる姿が印象的でした。熱い2人だ!

ハーフタイムはインタビュータイム

さて、ハーフタイムは両チームのサポーターへのインタビューが行われました。

はるばる佐賀県から応援に来ている佐賀LIXIL FC選手のご家族、そして、アルテリーヴォ和歌山側はコールリーダー。

余談ですが、私の田舎が佐賀県唐津市で、去年帰省してきたので、遠征距離の想像つきます…。はるばるありがとうございます!試合後、和歌山や関西を楽しんでくれてたらいいなぁ。

インタビュー後、しばらくしてハーフタイムが終わり、選手が改めて円陣を組む。

後半キックオフ

過去の歴史を塗り替えるべく、残り45分で決着がつくことを祈るばかり。

ハーフタイム中の選手交代はなし

後半は佐賀LIXIL FCのボール。
素人考えながら、このまま1点を守り切るサッカーより追加点を望む。
しかしながら、なかなか点が決まらない~。ピンチはDFやGKが上手くしのいでくれてる。そんな中、ベンチに動きが。

最近の試合でメキメキと頭角を現しつつある松尾選手がスタンバイ。

後半13分篠田選手が松尾選手と交代。

後半24分、今日先制ゴールを決めた安川選手と宮下選手が交代。

そして、この監督の采配がみごとに決まるのです。
待っていた追加点

ついにきた追加点!
2-0!時間は後半37分。油断はできないけど、2回戦が見えてきた!

後半39分、林選手から大北選手に交代。

大北選手が入って3分くらいで、宮下選手が2点目のゴールを決め3-0!後半43分。ここで初めてこの勝負の勝利を確信できました。

ATは3分。
延長戦もなく、7年ぶりの勝利が確定する笛の音を待つ時間。

7年ぶりの1回戦勝利!

そして、ついに試合終了のホイッスルが鳴り、1回戦勝利を決めました!

7年ぶりの勝利おめでとう!\(^o^)/


修ちゃん劇場の時間です♪

すでに、三浦選手が段取り良く始めてくれるインタビューとラインダンス。動画でどうぞ!

クールなサッカー侍かと思いきや、マイクパフォーマンスで思いがけず笑いをおこした宮下選手。これからの活躍にも期待です。

今回は、三浦選手が前に出て踊ってました。途中篠田選手が出されそうになって拒否ってる姿を動画で注目してみてください(笑)

その後、監督と宮下選手のインタビューをしていました。
就任して初勝利と語る監督は嬉しそうだった。^^

拠出:天皇杯公式HP

どうしても2得点をとった宮下選手が目立ちがちですが、
先制ゴールを決めた安川選手の1点は、チームに明るい流れを持ちこんでくれたと、サポーター達はしっかり評価してましたよ。
先発に安川選手を起用したり、交代で宮下選手を投入すると、坂元監督の采配がズバリな試合でした。

2回戦の前に大事なリーグ戦が5試合。

勝ったからいえることかもしれませんが、試合自体はリーグ戦に比べると圧倒的な強さや弱さはなく、いい意味で印象に残らなかった試合でした。

とりあえず、天皇杯の1回戦に勝って、2回戦に進出するということは、TMではなく、ガチのJリーグチームと対戦できるめったにない機会。

何より、関西リーグに、そして和歌山県に「アルテリーヴォ和歌山」というチームがあると、多くの人に知ってもらえるきっかけになるので、昇格を目指すチームとしては、落としたくないゲーム。

しかし、天皇杯2回戦はまだ先の話。
その前には昇格がかかっているリーグ戦が、本格的に始動し始めます。
6月から毎週末試合がありますよ!

天皇杯なんて、最終的にはどうせJリーグクラブ同士の戦いになるだろうから、楽しめても3回戦くらいまでかな。それよりも、何よりも毎年苦汁をなめているJFLへの昇格につながる道を突き進むのが一番最優先。

まずは下記の表のように、アウェイ3連戦が続きます。

そのアウェイ3連戦が終わると、6月23日の第6節は、ホームの紀三井寺陸上で、チーム史上初となる、有料試合を開催します。また、ただの有料試合ではなく、イベントも企画されているようで、観客数2000人を目指すものです。
(JFLに昇格すれば、観客動員数も大事になってくるからね)

紀三井寺陸上の翌週は、紀三井寺補助でのゲーム。
こちらは無料観戦に戻ります。
そして、この第7節の試合が終わった時点の順位で5位以内に入っていれば、全社への出場権をかけた戦いに挑むことが出来るのです。

順位表を見てのとおり、アウェイ連戦のうち、2試合は上位チームとの直接対決。ここで、勝って順位を入れ替えたいところ。

というわけで、とりあえず天皇杯に関しては、2回戦に進出し、ヤンマースタジアムでセレッソ大阪と対戦できるので、7月10日スケジュールはあけておくことを手帳に書いたら、今日からは週末にひかえているリーグ戦に切り替え!

過去の戦績を考えると勝つことが難しい対戦カードもあるけど、過去は過去、今年は今年。感覚的には今年のアルテリーヴォは新しいチームみたいになってるので、期待してる部分は大きい。
負けない(勝利orドロー)試合が続く事を願って応援しています。

とはいえ、何よりも練習含め、ケガや熱中症に気を付けてねー!
(マイクは焦らず、しっかり治してから復帰してねー)

and…

マスコット好きとしては、2回戦の対戦相手であるセレッソ大阪のロビーやマダムは試合会場にいるのかな?会えるかなー?ってところを楽しみにしていたりします( ̄m ̄〃)ふふ♪吹田のマスコット会の時のガンバボーイみたいにきいちゃんと写真とれたらなぁ♪と試合とは別の楽しみを作って挑みます(笑)

天皇杯はお祭り。
たとえ負けたとしても、大舞台で戦う選手を応援出来ること、SNSやメディアに馴染みのあるチーム名が、いつもより多く出てくるだけでしあわせです。

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